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小学生に必要なグローバル教育とは?家庭でできる5つのこと

近年、「グローバル教育」という言葉を耳にする機会が増えてきました。とくに小学生のうちから英語や異文化理解に触れさせたいと考える保護者も多いのではないでしょうか。

 

では、グローバル教育とは具体的に何を指すのか、そして家庭でどのように取り組めるのかについて、今回はわかりやすく解説します。

 


■ グローバル教育とは?

「グローバル教育」とは、世界の多様な文化や価値観を理解し、自分の意見をしっかり持って、他者と協力・対話できる力を育てる教育のことです。

英語力はその中のひとつのツールにすぎません。大切なのは、「ことば」を超えたコミュニケーション力や、異なる考え方を受け入れる柔軟な姿勢です。

 


■ 小学生にこそ必要な理由

小学生の時期は、思考力や社会性がぐんと伸びるタイミング。さまざまな文化に触れることで、「違いを楽しめる力」や「世界を自分ごととして考える視点」が自然と育ちます。

これらは、将来どんな進路を選んでも必要な“土台となる力”です。

 


■ 家庭でできる!グローバル教育の5つのヒント

ここからは、忙しいご家庭でも気軽に取り入れられるグローバル教育の工夫を5つご紹介します。

 


① 絵本や動画で世界の文化に触れる

英語の絵本だけでなく、世界の昔話やアニメもおすすめです。読み聞かせや一緒に視聴しながら「この国ではこんな考え方があるんだね」と会話を広げましょう。

 


② 毎日の「ありがとう」を英語に変えてみる

"Thank you" や "Good morning" など、生活の中で少しずつ英語を取り入れることで、英語を“特別なもの”ではなく“日常の一部”にしていけます。

 


③ 世界地図や地球儀をリビングに置く

「このおやつ、どこの国の?」といった疑問から地図を見る習慣をつけるだけでも、地理的感覚や国際感覚が育ちます。

 


④ 多国籍の料理を一緒に作る

ナンを焼いてインドのカレー、タコスでメキシカンナイト!料理は五感を通して異文化を学べる最高の教材です。

 


⑤ 外国人と関われるイベントに参加してみる

地域で開催されている国際交流イベントや、英会話スクールの体験レッスンなどを活用し、実際に異文化に触れる機会をつくってみましょう。

 


■ まとめ

小学生のグローバル教育は、「英語を話せるようにすること」だけではありません。
世界を身近に感じ、違いを楽しみながら自分の意見を持つ——
そんな力を、日々の家庭の中から少しずつ育てていけます。

これからの時代を生き抜く子どもたちに、「世界とつながる力」を。
まずは今日の食卓や、絵本の1冊から始めてみませんか?